年々暑くなる「夏」。
ひと昔前に比べて「夏が苦手」「夏は外に出たくない」と話す人も増えまし た。
一方で、夏には
- 「海水浴」
- 「お祭り」
- 「花火大会」
- 「夏フェス」
などイベントも盛りだくさん。
「夏休み」を楽しみにしている学生もいます。
そんな夏を含めた四季の中で令和の高校生はいつが好きなのでしょうか。
令和の現役高校生の3人に1人が「冬が好き」と回答 「虫がいないから」「カエルが冬眠しているから」などの声

放課後NEWSでは、全国の現役高校生を対象に
いちばん好きな季節
について調査をしたところ、34.7%の高校生が「冬」と回答したことが分かりました。
- 「こたつが大好きだから」
- 「スノボができるから」
- 「ウインタースポーツが大好き」
- 「イルミネーションが綺麗だから」
- 「雪だるまを作りたいから」
- 「クリスマスがあるから」
など、自分のお気に入りのモノ・コトを理由にあげる高校生が多く、“冬しかできない”というレア感も相まっているのか、「冬が待ち遠しい」と思っている高校生もいたようです。
また、目立ったのが
- 「可愛い服装ができるから」
- 「マフラーがかわいい」
- 「冬コーデが好きだから」
- 「洋服を重ね着しておしゃれを楽しめるから」
といった女子高生の声。
1年を通じて「冬」が最もファッションが楽しめると感じているようで、 オシャレに敏感な若者が冬を好きな傾向にあることも分かりました。
そんな中、最も冬好きから多く寄せられた回答が「虫がいないから」。
男子高生も女子高生も圧倒的に「虫」に関する意見に溢れていました。
令和の高校生の「虫嫌い」は相当なもので、暑さよりも、虫がいることが理由で夏が嫌いという高校生も少なくはありません。
さらには、「カエルが冬眠しているから」という意見も。
夏場はカエルの声でビクビクする高校生もおり、 そんなカエルが絶対にいない冬に幸せを感じるのだそう。
これらの意見は、都市部だけでなく、全国の現役高校生に調査することで浮き彫りになった理由かもしれません。
秋は「涼しい」夏は「青春」を感じる高校生が多数
「冬」に次いで多かったのが「秋」と回答した 24.1%の現役高校生。
実に5人に1人は「秋が好き」と感じているようです。
そんな秋好きの高校生からは
- 「ちょうどよい気温」
- 「涼しい」
- 「過ごしやすい」
とった外気温に関する意見が多数。
夏は暑い、冬は寒い、そのどちらも嫌だという高校生にとって、秋の季節というのは本当に心地が良いそうです。
また「冬」でも出ていましたが、「虫がいないから」という意見も目立ちました。
令和の現役高校生の「虫」に対する苦手意識は想像以上なのかもしれません。
「夏」と回答したのは、23.6%の高校生。
「青春を謳歌したい」と考えている高校生が夏好きな傾向にあるようで、
- 「たくさんイベントがあるから」
- 「海、プール、バーベキュー、花火、祭り、楽しいことがたくさんだから」
- 「夏はキラキラしている」
- 「恋愛も楽しい時期だから」
- 「夏ってだけで熱くなる」
など、ワクワクする回答が多かったようです。
- 「夏の夜の草の匂いが好き」
- 「太陽が出ている時間が長く夜が短いからです」
- 「快晴の夏空が好きだから」
といった、夏景色を好む意見も。
「昆虫が多いから」という高校生もいたことから、「夏好き」の高校生は「秋・冬好き」の高校生に比べて、虫にそこまで苦手意識がないのかもしれません。
春好きからも「虫がいないから」という意見が多数
「春」と回答した 17.6%の高校生からは、 季節的に「過ごしやすい」という声が聞かれましたが、 他にも、
- 「さくらがきれい」
- 「景色が可愛い」
- 「花が綺麗」
などの意見が多く寄せられました。
特に桜に関する意見が多く、“日本人といえば桜”と考える高校生もいたようです。
また、
- 「暑すぎず寒すぎず虫が少ないから」
- 「虫が少なくてあたたかいから」
- 「桜もキレイで夏ほど虫がいないから」
と、秋・冬同様に「虫」が少ないことを好きな理由にあげる高校生が多い結果となったそうです。
今回の調査で突出してしたのが「虫」に対する意見。
虫好きは「夏」
虫嫌いは「春・秋・冬」
を選ぶ傾向になったのですが、 “好きな四季”を選ぶ理由の上位に「虫がいるかいないか」が理由になっているほど、「虫」は天敵なのでしょう。
令和の現役高校生にとって“住みやすい世の中”というのは、“虫のいない世界”なのかもしれません。
(調査・文/放課後NEWS)
調査期間 2025.6.17〜2025.7.2
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生
有効回答数 478名
調査方法 インターネットリサーチ