今月1日はアメリカの有名女優・モデルであるマリリン・モンローの誕生日。生誕99年を迎える今年は各所で様々なイベントも開催されたようです。
そんな、マリリン・モンローの代名詞といえば「セクシー」
「グラマーでセクシーであるという重荷を負わされることは苦にしない」と語っていたこともあり、セクシーさに磨きをかけ続け、36年という短い生涯を終えたといえます。
また、そんな彼女に魅了された当時の女性たちは、彼女の“セクシー”に憧れたことでしょう。
ただ、時代は令和になり見た目の意識も変わってきた昨今、“セクシー”と言われて女子高生は嬉しいのでしょうか。
令和の女子高生の約8割“セクシー”より“かわいい”と言われたい

放課後NEWSでは、全国の現役女子高生に
“かわいい”と“セクシー”人からどちらで言われたいか
というアンケート調査を実施。
その結果、“かわいい”と言われたい女子高生が82.1%と圧倒したことがわかりました。
多かった意見としては
- 「若いうちは可愛いくいたい」
- 「まだかわいい子供でいたいから」
- 「可愛い方が高校生らしいから」
など。
高校生の年齢はまだ大人でないと認識しているようで、「セクシーは大人になってから」という女子高生の意見もあったことから
「まだ子供の女子高生」=「かわいい」
が妥当と考えているようです。
また、
- 「カワイイ系を目指している」
- 「かわいいが正義だから」
- 「カワイイは最上級の褒め言葉」
- 「可愛いと言われた方がモチベが上がる」
と言った声もありました。
アイドル系の女性に憧れる女子高生も多く、令和の現在は“セクシー”よりも“かわいい”になりたい女子高生の方が多いようです。
「かわいいと言われる方が嬉しい」という声も多く、言われて悪い気がしないのも“かわいい”だということです。
- 「セクシーと言われると気持ち悪く感じる」
- 「セクシーと言われても喜べない」
- 「セクシーだとバカにされている気がするから」
- 「セクシーは性的に見られていそうで嫌です」
- 「セクシーという言葉には下心が隠れているから」
といった“かわいい派”からは厳しい意見も。
“セクシーと言われることは不快に値する”そう感じる女子高生も多いことから、軽はずみに言える言葉ではなくなりつつあるのかもしれません。
さらに、「セクシーはセクハラ」という意見もありました。
本音で“セクシー”と伝えたとしても、相手によってはそれが「ハラスメント」になってしまうようで、令和の女子高生にとって、“セクシー”という言葉は「NGワード」に近いのかもしれません。
セクシーと言われたい女子高生「大人っぽくなりたい」
一方、“セクシー”と言われたい17.9%の女子高生から最も多く出た声が
- 「かわいいよりも大人っぽいから」
- 「大人っぽい雰囲気の服を着たいから」
- 「大人っぽい方がかっこいいから」
- 「大人びている方がよいから」
という“大人っぽい”という表現。
“セクシー”という言葉は性的なものではなく、あくまで“大人の女性”を意味するもので、それを目指したい女子高生が“セクシー”と回答したようです。
- 「みんな可愛いから一味違った方がよいから」
- 「唯一無二感がある」
といった、かわいい全盛期のいま、あえて“セクシー”と呼ばれることで差別化できて良いと考える女子高生もいたそうです。
また、
- 「セクシーも言われたいけど美人はもっと言われたい」
- 「セクシーより美人の方が嬉しいかも」
という意見も。
“セクシー”を選んだ女子高生は総じて大人っぽい女性に憧れがある傾向にあり、その大人っぽい女性の中には“セクシー”だけでなく“美人”というカテゴリーもあると認識。
仮に「セクシーか美人か」の2択になると、“美人”を選ぶ女子高生が多くなるかもしれません。
“セクシー”の象徴だったマリリン・モンローは来年生誕100周年を迎えることで、さらに話題になることは必須です。
その話題とは反比例に“セクシー”に嫌悪感を抱く女子高生たち。
マリリン・モンローもこんな時代を予測していなかったかもしれません。
(調査・文/放課後NEWS)
調査期間 2025.5.13〜2025.5.28
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役女子高生
有効回答数 162名
調査方法 インターネットリサーチ